挽きたての豆をハンドドリップした香り高いコーヒーを毎日家で飲めたら、最高ですよね。
私自身毎日コーヒーを飲まないと生きていけないくらいにコーヒーが好きなため(笑)、一時期は豆を自分で挽いてハンドドリップしていたこともあります。ですが慌ただしい中毎日続けるのは難しく、結局いつのまにか缶コーヒーやコンビニコーヒーに頼るようになっていました…。
そんな中、友人のすすめもあり家にカプセル式のコーヒーマシンを導入したら、忙しい毎日でも「ボタン1つでお店並に美味しいコーヒー」が飲めるようになったんですね。別の友人が遊びに来てくれたときに、コーヒーマシンで抽出したコーヒーを飲んだ友人が「すごいね、お店のコーヒーと変わらんね」と言っていましたが、私も本当にそう思います。(そのときはネスプレッソのピクシークリップスというマシンで抽出しました)
以下にカプセル式コーヒーメーカーが美味しい理由、価格の比較、口コミ(良い点・悪い点)をまとめました。カプセル式のコーヒーマシンを検討している方の、お役に立てれば嬉しいです。
カプセル式コーヒーマシンの特徴・美味しさの秘密
カプセル式コーヒー(カプセルコーヒー)とは、カプセルに詰められたコーヒーを専用マシンにセットして、ボタンを押すだけで美味しいコーヒーを淹れることが出来るコーヒーメーカーのことを言います。
カプセルコーヒーは挽きたての1杯分のコーヒー豆を、1個ずつカプセルに詰めています。真空状態で密封したカプセルコーヒーは酸化しないため味が落ちることなく、ボタン1つでいつも新鮮・本格的な味と香りを楽しむことができるわけです。
密封されたカプセル珈琲は、空気や湿気、光といった味が劣化する外的要因から守られているのが最大の特徴。ドリップで淹れるコーヒーと比較すると、コーヒーの味が安定しやすいというメリットがあります。お手入れはカプセルをゴミ箱に捨てるだけでとても簡単ですし、マシンの洗浄もボタンを押すだけで行えたりと、とにかく手軽です。
つまり、
- おいしいコーヒーを飲みたいけど、忙しくて毎日ハンドドリップをするような時間がない人
- いつもお店で飲めるような美味しいコーヒーを、技術や知識がなくても飲みたい人
- メンテナンスもほとんど不要で、自宅でもとにかく手軽に美味しい珈琲を飲みたい人
このような人には、最適なんですね。
代表的な3つのカプセルコーヒーと、その特徴
今存在しているカプセルコーヒーのサービスは下記3つだけです。
- ネスカフェ ドルチェグスト
- UCC ドリップポット
- ネスカフェ ネスプレッソ
いずれもカプセルの費用だけで、本体が無料で使えるのが特徴となっています。順番に見ていきましょう。
ドルチェグスト
カプセルコーヒーといえば、まずドルチェグストを思い浮かべられる人も多いでしょう。実際に、日本で一番販売されているカプセル式コーヒーマシンが、この「ネスカフェ ドルチェグスト」なんです。
ドルチェグストは、カフェで飲むような本格的な味のコーヒーの他に、カフェラテ、宇治抹茶まで楽しめるのがその特徴となっています。
本体代金 | 無料 |
---|---|
修理代金 | 無料 |
1杯の値段 | 57.8円〜 |
特徴 | 15種類以上のコーヒー/カフェラテ/抹茶 |
ドルチェグストは、ネスカフェの家庭用公式カプセルコーヒーサービスです。
実はドルチェグストは日本以外でも世界70ヶ国以上での販売実績があり、累計販売台数は3,000万台を超えています(日本国内では約260万台)。
代表的なマシン「ジェニオ2プレミアム」
ネスカフェドルチェグストのマシンは取扱いが終わったものを含めると10台、現行モデルでも8台あります。その中でも代表的なのが「ネスカフェ ドルチェグスト ジェニオ2プレミアム」です。
ジェニオ2プレミアムのサイズは幅16.5×奥行き25.7×高さ29.6cmの省スペース設計で、丸みを帯びたデザインが人気です。コンパクトなサイズでも15気圧での抽出に対応する優れもので、香り高くクレマ(泡)が豊かな本格的コーヒーが手軽に作れます。(電源を入れてから1~2分で出来ます)
ジェニオ2プレミアムは、ドルチェグスト専用カプセルに対応。レギュラーコーヒーであれば1杯約55円、ラテ系メニューでも約100円のため、コンビニコーヒーや缶コーヒーよりも遥かに経済的。それでいて味わいは本格的なので、人気なのもうなずけますね。
ネスカフェ ドルチェ グスト カプセル 人気ランキング
ドルチェグストの選べるカプセルは15種類以上あり、レギュラーコーヒー、エスプレッソ、ラテ、ティーラテ、ココアなど、とにかく種類が豊富です。また、これ以外に季節限定のカプセルも発売されています。
コーヒー以外のカプセルの種類も豊富なため、1人暮らし、2人暮らしの夫婦、ファミリー(子供がいる家庭)まで、幅広く支持されています。口コミを見ていると、「子供が喜ぶ」「来客用に重宝する」という声もみられますね。
今回紹介する3種類のマシンの中で、一番価格と味のバランスがよく、いろんなスタイルの家庭でも利用しやすい傾向があります。
申し込みプランは?
カプセルを購入すると本体が無料で使える、ネスレ公式サービスに家庭用とオフィス用とがあります。
個人の家庭用には「ドルチェグストカプセル定期便サービス」に申し込み、オフィスで使うには「ネスカフェアンバサダー」に申し込むことで、初期費用無料・保守費用無料でドルチェグスト本体を使用できるようになります。
ドルチェグストカプセル定期便サービス
カプセルが通常価格の5% or 10%オフ、ポイント2倍、マシンの保証が最長で5倍になります。
区分 | 家庭用公式サービス |
---|---|
本体代金 | 無料 |
修理代金 | 無料 |
1杯の値段 | 57.8円〜 |
特徴 | 15種類以上のコーヒー/カフェラテ/抹茶 |
→ドルチェグスト公式サイトを見る
ネスカフェアンバサダー
専用のコーヒーカプセル(カートリッジ)を定期購入することにより、最大5種類までのコーヒーマシーンを無料で、オフィス内で利用できるのがネスカフェアンバサダーです。
区分 | 職場・団体用公式サービス |
---|---|
本体代金 | 無料 |
修理代金 | 無料 |
1杯の値段 | 20円〜 |
特徴 | 最大5種類のマシンを利用OK |
オフィスといっても、1人の小さなオフィスからでも申し込みが可能。
→ネスカフェアンバサダー公式サイトはこちら
UCCドリップポッド
UCCのドリップポッドは、プロのハンドドリップを再現することをコンセプトにしたUCCのカプセルコーヒーサービスです。
圧力をかけて淹れるエスプレッソタイプのドルチェグストに対して、UCCドリップポッドはまさに名の通り「ドリップ抽出」方法でコーヒーを淹れるのが特徴です。
UCCドリップポッドについて
UCCドリップポッドは、本体サイズが幅13.0×奥行き28.8×高さ22.4cmで、かなり省スペース設計。また、1杯あたりの値段は約80円程度となり、ドルチェグストに比べてやや高くなっています。
圧力をかけないドリップ抽出タイプのため、動作音が非常に小さい静音タイプなのもポイントです。集合住宅や静かなオフィスなど、動作音が大きいと気になる方にも安心ですね。
選べるドリップポッドの種類
ドリップポッドのカプセル種類は実に20種類以上。ドルチェグストのように、コーヒー以外に紅茶や緑茶などを抽出することができます。毎日コーヒーでは飽きてしまう、マシン1台で緑茶や紅茶も淹れたい/飲みたいという方には非常に良い選択肢です。
1杯あたりの値段はドルチェグストと比較すると少し高くなりますが、静音性やコンパクトさ、ドリップ抽出にこだわりたい人には、UCCドリップポッドがおすすめです。
ドリップポッドの申し込み方法
ドリップポッドの本体が無料で使えるサービスは、下記のUCC公式サービス「ドリップポッド 世界のコーヒーお届け便」に申し込むことで利用可能になります。
送料無料で、毎月3種類ずつ違うカプセルが送られてくる楽しさがありますよ。
→UCCドリップポッド公式サイトはこちら
ネスプレッソ
3つ目は、ドルチェグストと同じネスレが販売する「ネスプレッソ」です。ネスプレッソは他の2つと異なり、緑茶や紅茶のカプセルはありません。コーヒーに特化したカプセルコーヒーサービスなんですね。
口コミでも「とにかく美味しい」「なのに掃除も簡単」などといった声が多く、コーヒー好きには非常に人気の高いサービスです。
CMにはジョージ・クルーニーが出演。ドルチェグストと同様に、ネスプレッソも世界各国で販売され、人気を博しています。ネスプレッソは最高19気圧の高圧抽出が可能なため、非常になめらかなクレマ(泡)を作ることが可能な、超本格派エスプレッソマシンでもあります。
ネスプレッソについて
ネスプレッソのマシンの本体サイズは幅17.5×奥行32.0×高さ26.0cmとなっています。
3つのサービスの中でも唯一、エスプレッソ専用カプセルが使えるのが特徴です。コーヒー1杯あたりの価格は約80円。家庭用カプセルコーヒーマシンとしてはやや高めの価格ですが、その分香り高く味も濃厚で本格的。
価格よりも家庭で飲める美味しさを追求したい場合、おすすめのカプセルコーヒーです。(高いとはいっても、缶コーヒーや、ましてカフェで飲むよりは遥かに安いのですが)
選べるネスプレッソのカプセルの種類は?
コーヒーに特価しているだけあり、ネスプレッソはコーヒーのメニューだけで24種類のカプセルがあります。抽出方法としては、エスプレッソ、ラテメニューがそれぞれ3種類。同じカプセルでも、違った飲み方が出来たりします。
私も一通りのカプセルを飲みましたが、物によっては某有名チェーン店のコーヒーより美味しいと感じるものも多かったです(某有名チェーン店のコーヒーは、ただただ苦いだけだったりします)
ネスプレッソもカプセルの価格だけで本体無料で使えます。申し込みは下記のネスプレッソ公式サイトから行います。
→ネスプレッソ公式サイトはこちら
1杯あたりの価格を比較
缶コーヒーやインスタントコーヒーよりも安価に、かつ美味しいコーヒーが飲めたら最高ですよね。
そのためにも、まずは主要な各社コーヒーマシンの、1杯あたりの価格を比較してみましょう。
マシン名 | 1杯あたりの価格 | 100杯飲むと |
---|---|---|
ドルチェグスト | 58円~ | 5,800円~ |
UCCドリップポッド | 81円(初月限定41円) | 8,100円 |
ネスプレッソ | 76円~ | 7,600円~ |
選択するメニュー次第で料金は変わってくるものの、一番安く気軽に飲めるのは「ドルチェグスト」と言えます。
1杯あたりの差は19円、23円といった微々たるものでありますが、毎日飲み続けば月に30杯〜60杯はすぐに飲み終えてしまいます。1杯あたりを安くするなら、ドルチェグストが一番安くあげることが可能ですよ。
もちろん、どのコーヒーマシンをレンタルした場合も、自販機のインスタントコーヒーや、コンビニコーヒーよりは遥かに安いため、毎日コーヒーを飲む人なら、コーヒーマシンのレンタルは非常に良い選択肢です。